自分のパソコンにDHCPが設定されているのか、それとも固定IPが割り振られているかを確認する方法を紹介します。
DHCPを確認する4つの方法
DHCPが設定されているかを確認する方法は4つあります。
コマンドプロンプトで「ipconfig /all」
①コマンドプロンプトを開きます。
※コマンドプロンプトの開き方はこちらの記事からどうぞ
【Windows10】コマンドプロンプトを爆速で起動する方法【ショートカット】
②「ipconfig /all」と入力しエンターキーを押します。
↑のコピペでも問題ありません。
③DHCPが設定されているかを確認します。
設定されている場合は「はい」と表示されます。
接続別にDHCPが設定されているかを確認しましょう。
コントロールパネルから確認
①コントロールパネルを開きます
※コントロールパネルの開き方はこちらの記事をどうぞ
【初心者】コントロールパネルを5秒で開く方法【ショートカット】
②「ネットワークとインターネット」をクリックします。
※表示方法が「カテゴリ」になっていることを確認してください。
③「ネットワークと共有センター」をクリックします。
④左の欄の「アダプターの設定の変更」をクリックします。
⑤接続しているネットワークを右クリックし「プロパティ」をクリックします。
⑥「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」を選択し「プロパティ」をクリックします。
⑦「IPアドレスを自動的に取得する」と「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」にチェックがついてることを確認します。チェックがついていればDHCPを使うように設定されているということになります。
Windowsの「設定」から確認
①画面の左下にあるウィンドウズマークをクリックします。
②歯車マークをクリックします。
③「ネットワークとインターネット」をクリックします。
④真ん中の下段にある「ネットワークのプロパティを表示」をクリックします。
※ちなみに赤枠で囲んだ二つ下にある「ネットワークと共有センター」をクリックすると、先ほど紹介した方法でも確認できます。
⑤以下のような画面が表示されます。
自分が使用している接続を確認します。
⑥私の場合はWi-Fiを使用していたので、下のほうにありました。赤枠にはDHCPの情報が記載されています。ここで確認しましょう。
「DHCP 有効」が「はい」になっていれば設定はオッケーです。
画面の右下にある「接続状態」から確認
①赤枠で囲まれている接続状態を右クリックします。
②「ネットワークとインターネットの設定を開く」をクリックします。
すると先ほど紹介した方法でDHCPを確認することができます。
そもそもDHCPって何?
自動的にIPアドレスを割り振ってくれる賢い子です。
DHCP( Dynamic Host Configuration Protocol )は直訳すると
「動的にホストの構成をする規約」です。
基本的にはDHCPは自動的に有効にされていることが多いです。
パソコンに詳しくない人でもインターネットに接続することができて嬉しいですね。
DHCPの注意点
自動で設定してくれる賢い子のDHCPですが、注意点もあります。
それはパソコンを起動し直すたびにIPアドレスが変わってしまうということです。
試しに今のIPアドレスと再起動してからのIPアドレスを比較してみてください。
接続する機器が1台の場合は同じになりますが、複数台あるときはIPアドレスは違うものになります。
自動的に使っていない(空いてる)IPアドレスを割り当てる際は早いもの勝ちになります。
そのため、パソコンを再起動したあとにIPアドレスを確認すると以前のIPアドレスとは違うものになってしまうのです。
まとめ
- DHCPを確認する方法は「コマンドプロンプト」・「コントロールパネル」・
「Windowsの設定」・「画面右下の接続状態」、の4つ - DHCPは自動的にIPアドレスを割り振ってくれる賢い子
- IPアドレスの割り振りは早いもの勝ちのため、同じIPアドレスをもらえるとは限らない
最後まで読んでいただきありがとうございます。
お疲れさまでした。